ゴージャグ設定1の挙動を家スロで徹底検証してみた!9,000ゲーム稼働して見えたものとは?

まず最初に、ジャグラー打ちにとって少し切ない現実をお伝えします。
全国のホールに設置されているジャグラーで、もっとも多く使われている設定は『1』です。当たり前ですが、ホールは商売として営業している以上、利益を上げる必要があります。
つまり、『設定1が稼働してこそ利益が出る』という構造なのです。逆に言えば、設定1が多く稼働されなければ、高設定も入りません。
とはいえ、実際に打っているときは、『なんか出てるし、今日は大丈夫だろう』と思いがち。
しかしそれでも、設定1の可能性は常にあるというのが現実です。
今回はそんな『設定1』の挙動を冷静に観察するため、家スロでゴージャグの『設定1』を9,000ゲームぶん回しました。
- どんな当たり方をしたのか?
- 最高ハマりは?
- 最高連チャンは?
- そして気になる差枚は?
これらの結果をすべて公開していきます。
今回の検証は、2日間に分けて実施しました。
- 1日目:4,830ゲーム
- 2日目:4,170ゲーム
- 合計:ちょうど9,000ゲーム
設定1のゴージャグを、家スロ環境でじっくり回し、どんな挙動になるのかをリアルに記録しています。
それではさっそく、初日の実戦結果から振り返ってみましょう。
実践機種
ゴーゴージャグラー2(5号機)
5号機最後のジャグラーがこの『ゴーゴージャグラー2』です。(2019年4月登場〜2021年11月撤去)

●ボーナス確率・機械割
BB|RB共に、確率は現行機を下回るが、獲得出玉は6号機よりも多く、BIGは約312枚、REGは約104枚。
機械割はほぼ同じ。
現行のゴージャグ3よりも、設定1の機械割が0.1%悪いです。

●単独ボーナス確率

今回の検証は、ぶどうカウントなし、フラグ判別もしないフリー打ちで行いました。
検証、1日目
(0〜1,000ゲーム)

初当たりは「231」ゲームで、ビッグスタート!1,000ゲームで「7ペカ」はそんなに悪くない出だし。
- BB|4回 |1/250
- RB| 3回 |1/333
- 合算|1/142
- 差枚|+365枚
(1,000〜2,000ゲーム)

大きなハマりは無く、途中差枚は+850枚獲得。しかし、1,300ゲーム超えてから現在610ハマり中。これはよくホールでよく見かけるパターンです。この区間でREGは一回のみ。
- BB|8回|1/250
- RB| 3回|1/500
- 合算|1/166
- 差枚|−173
(2,000〜3,000ゲーム)

この区間でもREGは一回のみ。確率の甘いゴージャグでもさすがに設定1だとREG先行にはなりにくいのかな。興味深いのはBIG確率が最初から変わらず1/250で推移しています。
設定1でもBIGは普通に当たります。差枚も−391枚なので、設定1にしては戦えている方かなと。
- BB|12回|1/250
- RB| 5回|1/600
- 合算|1/176
- 差枚|−391
(3,000〜4,000ゲーム)

この区間はBIG、REGともに一回のみ。この区間で一気にマイナスを増やします。さすが、設定1ですね。
とりあえず、ペカるまで続行してみます。何ゲームでペカるのでしょうか?
- BB|13回|1/307
- RB| 6回|1/666
- 合算|1/210
- 差枚|−1,420枚
(4,000〜4830ゲーム)

1313ゲームでやっとペカリました!この時点で、差枚−2,648枚!実際だと5万円以上溶かしている状態。さあ、この後、どんな挙動をみせてくれるのでしょうか。
2日目につづく。
- BB|13回|1/371
- RB| 6回|1/805
- 合算|1/254
- 最終差枚|−2,648枚
初日の大当たり履歴
設定変更後、初当たりのBIGから「4連チャン」その後も「3連チャン」しています。序盤はそこまで悪い挙動ではなかったが、後半はヤバい展開ですね。

検証、2日目
(0〜1,000ゲーム)

前日のつづきです。もちろん設定変更はなしで、「設定1」据え置きのまま続行。
前日のハマりのせいか、いきなり好調!
もし、これが実際のホールだったらどうでしょうか?
多くの人は、設定変更したと勘違いするのではないでしょうか?
- BB|6回 |1/166
- RB| 4回|1/250
- 合算|1/100
- 差枚|+800枚
(1,000〜2,000ゲーム)

REG確率は悪いけれど、BIGは1/181で引けてます。こういう台、よく見かけますよね!
- BB|11回|1/181
- RB| 5回|1/400
- 合算|1/125
- 差枚|+848枚
(2,000〜3,000ゲーム)

この区間でもREG確率は悪いですが、BIGは1/176で引けてます。出玉はどんどん増えています。合成確率も前回と同じです。落ちないのが不思議ですね。
- BB|17回|1/176
- RB| 5回|1/428
- 合算|1/125
- 差枚|+1568枚
(3,000〜4,000ゲーム)

この区間の途中で最高出玉を獲得!差枚+2,680枚(3,400ゲーム時点)
BIG確率は前回よりも良くなっているのがすごいですね。
しかし、このピークを堺にだんだん下降していきます。
- BB|23回|1/173
- RB| 5回|1/500
- 合算|1/129
- 最終差枚|+1912枚
2日目の大当たり履歴


2日間(9,000ゲーム)の結果
- BB|36回|1/250
- RB| 11回|1/818
- 合算|1/191
- 最終差枚|−736枚
この検証でわかったこと
- 連チャンが止まると、とことんハマる
- 設定1でも、BIGは1/250で引ける
- REGが引けない
- 9,000Gの中で、差枚+2,600枚の区間(4,900G~7,900G)が存在した
- 最高連チャン数は「5連チャン」が、一度きり
今回の検証では、極端にBIGに偏った結果となりました。「REG確率」を見れば答えは見えてきますね!
面白かったのは、2日目の序盤(設定1)だけを回していたら、差枚+2,680枚だったという点。
夢はありますが、前日の1,313回転の大ハマりを思い出すと、やはり設定1の恐ろしさも痛感します。
結局のところ、この荒波こそが『設定1の本質』であり、ホールで起きている現実なのかもしれません。
余談|ジャグラーは完全確率?
ジャグラーは『完全確率』かどうか──。これは意見が分かれるテーマだと思います。
もちろん、どちらを信じるかは自由です。『完全確率』だと思うのも、『そうではない』と思うのも、どちらもプレイヤーの自由。
では、ここでひとつ質問です。
もし、すべての台が『設定1』だと事前に分かっていたとしたら、あなたはどの台を選びますか?
(※なお、「打たない」という選択肢はナシで)
- 朝から500、900、とハマっている台
- 朝から連チャンして、2,500ゲームで合算1/100の好調台
- 極端なREG先行台
もし本当に完全確率だとするなら、どの「設定1の台」を選んでも理論上は同じはずですよね。
でも現実には、10人いれば①を選ぶ人もいれば、②や③を選ぶ人もいるはずです。
ちなみに私なら、あえて①を選びます。(リアルなら絶対に避ける台ですけど)
一か八かで設定1を狙うなら、そんな選択もアリかも?──という、ちょっとした余談でした。

あとがき

今回の検証、いかがだったでしょうか?
設定1をひたすら打ち続ければ、いずれは収束して負けます。
ただし、プラスになっている『区間』は存在するということも、今回のデータで見えてきました。
ヤメ時を誤らず、しっかりと見極めることができれば、
たとえ設定1でも、大きくプラスで終える可能性は十分にある──
そう実感できる、貴重な検証になりました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

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